愛知・名古屋を中心に東海エリア対応/工場・倉庫・物流施設の修繕・メンテナンス専門
◷ 受付 9:30–18:30(木曜定休) ✉ メールは24時間受付
ファクトリーテック工場・倉庫の修繕・メンテナンス専門店
選ばれる理由 工事メニュー 施工の流れ 施工事例 無料見積り・相談を依頼する ☎ 0120-774-5449:30–18:30/木曜定休(メールは24時間受付)
ユーティリティ設備

工場の空調ダクト・排気ダクトの設置・延長工事

工場の空調ダクト・排気ダクトの設置・延長工事

工場の生産設備や空調機は目に見えて存在感がありますが、それらをつなぐ「ダクト」は天井裏や壁の中に隠れていて、意識されることの少ない設備です。

しかし、空気を運ぶという役割そのものは、快適性や省エネ性、さらには火災予防や作業者の健康にまで直結する重要な機能を担っています。

本記事では、ダクトという「見えないインフラ」に焦点を当て、種類・材質の選び方から、関係する法令、費用の考え方まで、工事を検討する際に押さえておきたい実務的な内容を整理します。

目 次
  1. ダクト工事の対応内容
  2. 費用の目安
  3. ダクト工事の流れ
  4. よくあるご質問
  5. ダクトは「空気の道」、設計の良し悪しが快適性と省エネを決める
  6. 工場で使われるダクトの種類と用途
  7. ダクトの形状・材質|「何で作るか」が品質を決める
  8. 法令と届出|ダクト工事でとくに注意したい点
  9. ダクト工事で押さえておきたい設計のポイント
  10. ダクト延長・改修でよくあるご相談
こんなご相談、よくいただきます

新設・延長から能力不足の改善、腐食した既存ダクトの更新まで、内容を問わずご相談いただけます。当てはまるものがあれば、まずは無料診断からご案内します。

01設備増設にともなう追加

  • 新ライン設置に伴う局所排気ダクトを追加したい
  • 増築・改修にあわせて空調ダクトを延長したい
  • 新設した業務用エアコンの吹出口を追加・移設したい

02レイアウト変更

  • 既存ダクトを撤去・移設したい
  • 制気口の位置を変更したい
  • 系統分けを見直したい

03能力不足・効きが悪い

  • 奥まで風が届かない
  • 場所によって効きにムラがある
  • 風量バランスを再調整してほしい

04経年劣化・腐食

  • 屋外ダクト・薬品系ダクトが腐食している
  • 部分補修か全面更新か診断してほしい
  • 保温材の劣化に対応してほしい

05局所排気・法令対応

  • 特化則・粉じん則に対応した局所排気を設けたい
  • 届出書類の作成まで任せたい
  • 既存の局排の性能が出ているか確認してほしい

06厨房排気(グリスダクト)

  • 厨房ダクトの油焼けがひどい
  • 清掃で改善するか知りたい
  • 食堂・給食施設の排気を改修したい

07防火・排煙まわり

  • 防火ダンパーを後付けしたい
  • 防火区画の貫通処理が適切か確認してほしい
  • 排煙ダクトの点検・改修をしたい

08集塵ダクト

  • 集塵装置につながるダクトを新設したい
  • 粉じんの堆積・詰まりを解消したい
  • 摩耗した部分を更新したい

09小規模工事・分岐追加

  • 既存ダクトに分岐を追加するだけでも頼みたい
  • 制気口を1か所だけ増やしたい
  • まずは風量を測ってほしい

10関連工事との連動

  • 送風機・空調機の選定・設置もまとめて頼みたい
  • 業務を止めずに工事してほしい
  • 設計図面が残っていない古い工場でも対応してほしい

ダクト工事の対応内容

弊社では、空調ダクト・排気ダクトに関するあらゆる工事に対応しております。

新設・延長工事
設備増設やレイアウト変更にあわせてダクトを敷設
分岐追加・部分改修
吹出口の追加や取り回し変更など、小規模工事も対応
更新・補修工事
腐食・劣化したダクトの更新や、漏れ箇所の補修
能力改善・風量調整
風量を測定し、経路やダンパーの見直しで能力を改善
局所排気装置・法令対応
局所排気装置の設置と、定期自主検査・届出に対応
厨房排気(グリスダクト)
油汚れに対応した仕様での施工と、清掃に対応
防火・排煙ダクト
防火ダンパーや排煙ダクトの設置・更新に対応
集塵ダクト
粉じん搬送に適した仕様で、集塵機との接続まで施工
ダクト清掃
内部の堆積物を除去し、排気能力と衛生環境を回復

費用の目安

ダクト工事の費用は、用途、材質、ルート長さ、施工場所の条件によって大きく変動します。本体材料費に加え、加工費、吊り金物、保温、ダンパー、消音器、貫通処理、足場、搬入費などが積み上がる構造のため、「メートル単価」だけでは判断しにくいのがダクト工事の特徴です。

参考としての金額は以下のとおりです。既存設備への接続を伴う簡易な工事から、新設の大規模工事まで幅広く含みます。

工事規模・内容 費用目安
小規模なダクト延長・分岐追加 数万円〜十数万円
業務用エアコンに伴う吹出口の追加・移設 数万円〜数十万円
中規模な空調・換気ダクト新設 数十万円〜百数十万円
局所排気装置の新設(届出含む) 数十万円〜数百万円
厨房排気ダクト(ステンレス、清掃口含む) 数十万円〜数百万円
工場新設・大規模改修にともなうダクト一式 数百万円〜数千万円

夜間・休日施工、高所作業、足場、クレーン、防火区画貫通処理、アスベスト対応などが必要な場合は別途費用がかかります。現地調査のうえ明朗なお見積りをご提示します。

コストを抑えるコツ

ルートを最短化し、曲がりを少なくすることは、材料費と施工費の両方を節約できるうえ、圧力損失も減らせる有効な方法です。

既製品(スパイラルダクト等)を活用すれば、特注の角ダクトより部材コストを抑えられる場合があります。まずは複数業者からの相見積りで比較することもおすすめします。

ただし、コスト削減のために必要なダンパー(防火ダンパー等の安全装置)を削ることは、法令違反や火災リスクに直結しますので、絶対に避けてください。

ダクト工事の流れ

新規設置・延長・改修いずれの場合も、一般的には次のような流れで進みます。

現地調査・ヒアリング用途・風量・ルートを確認
設計・機器選定サイズ・材質・圧力損失
加工・製作板金加工・溶接・塗装
施工吊り込み・接続・区画処理
試運転・検査風量・静圧・気密試験
引き渡し・記録完成図面・保守要領書

各項目の詳細は以下の通りです。

1. 現地調査・ヒアリング

  • まずは用途、必要風量、必要静圧、対象空間の用途・体積を確認したうえで、既存設備(送風機・空調機)の能力や配置を把握します。
  • あわせて設置可能ルート(天井裏スペース、構造、貫通可否)、防火区画・排煙区画・衛生区画などの建物上の制約、周辺機器との取り合い、点検口・清掃口の確保についても確認します。

2. 設計・機器選定

  • ダクトのルート、サイズ、形状、材質を決定し、圧力損失計算によって風量と静圧のバランスを確認します。
  • 風量調整ダンパー、防火ダンパー、消音器の選定や、吊り金具・支持金物の設計もこの段階で行います。局所排気装置など届出が必要な設備については、法令届出書類の作成もあわせて進めます。

3. 加工・製作

  • 工場での部材製作(板金加工、溶接、塗装)を行い、現場の仕様に合わせた寸法調整をします。

4. 施工

  • 夜間・休日施工等、既存設備への影響を最小化する施工計画を立てたうえで、搬入経路を確保し、ダクトの吊り込み・接続・シールを行います。
  • 防火区画貫通部には防火ダンパーの設置や不燃材の充填処理を施し、保温・防露施工、制気口(吹出口・吸込口)の取付を実施することもあります。

5. 試運転・検査

  • 風量測定、静圧測定、気密試験を行い、制気口の風量バランスを調整します。試運転データを記録し、必要に応じて官庁検査や届出書類の整備も行います。

6. 引き渡し・記録

  • 完成図面、施工記録、保守要領書をお渡しして工事完了となります。

よくあるご質問

Q. 既存ダクトに分岐を追加するだけの小規模工事も対応できますか?

はい。新設工事だけでなく、既存系統への分岐追加、吹出口の移設、ダンパー追加など小規模工事も承ります。

Q. ダクト工事だけでなく、送風機・空調機の選定・設置もまとめて頼めますか?

はい。送風機・空調機・換気扇とあわせた一括対応が可能です。ダクト単体での設計よりも、システム全体で考えるほうが効率的でコストも抑えやすくなります。

Q. 古い工場のダクトが腐食しています。部分補修か全面更新か悩んでいます。

現地調査で腐食状況・残寿命・系統設計の妥当性まで含めて診断し、補修案・部分更新案・全面更新案を並べてご提案します。

Q. 防火ダンパーが入っていないようですが、後付けできますか?

防火区画貫通部に防火ダンパーがない場合は、法令違反となる可能性があります。現地確認のうえ適切なプランをご提案します。

Q. 厨房ダクトの油焼けがひどいのですが、清掃で改善しますか?

ケースによります。表面の付着であれば清掃で改善可能ですが、内部全体に固着していたり、清掃口がない場合は部分更新の判断もあります。現地で診断します。

Q. 業務を止めずに工事できますか?

夜間・休日施工、仮設ダクト対応、段階施工など、業務影響を最小化する計画を立ててご提案します。

Q. 設計図面が残っていない古い工場でも対応できますか?

現地調査で既存ルート・寸法・取り合いを確認のうえご提案します。図面がなくても問題ありません。

基礎知識

ここから下は、この工事に関する基礎知識をまとめたコンテンツです。検討中の方が知っておきたい判断材料を解説します。

ダクトは「空気の道」、設計の良し悪しが快適性と省エネを決める

工場のダクトは、空調された空気を必要な場所に届け、汚れた空気・熱・粉じん・煙を屋外に排出するための「空気の道」です。同じ空調機・換気扇を使っていても、ダクトの設計と施工次第で効きの良さ・電気代も大きく変わります。

設備の更新やレイアウト変更にあわせてダクトを設置・延長する場合、次のような点が見落とされがちです。

  • 圧力損失(風量低下)
  • 防火区画対応
  • 消防法令上の要件
  • 騒音対策

「とりあえず繋いだ」ダクトが、後から能力不足や法令不適合の原因になるケースは少なくありません。

空調ダクト・排気ダクトの設置・延長工事について、設備担当者・経営者の方が押さえておきたいポイントを整理してお伝えします。

工場で使われるダクトの種類と用途

ひとくちに「ダクト」と言っても、用途によって設計の考え方も使う材料もまったく異なります。

空調ダクト

空調ダクトは、業務用エアコン、パッケージ空調機、空調機(AHU)から、室内に冷風・温風を送り届けるためのダクトです。

基本の3系統

  • 給気(SA)
  • 還気(RA)
  • 外気(OA)

圧力損失と気流バランスを抑えた設計が、効きの良さと省エネ性を左右します。

給気ダクト・外気ダクト

給気ダクト・外気ダクトは、工場現場、機械室、ボイラー室などへの新鮮空気の供給を担うダクトです。燃焼設備への給気は法令で必要量が定められており、不足すると不完全燃焼や一酸化炭素中毒の原因となります。

排気ダクト

排気ダクトは、工場現場、休憩室、トイレ、機械室などの汚れた空気を屋外に排出するダクトです。一般排気と、有害物質を含む特定の排気は経路を分ける必要があります。

局所排気ダクト

局所排気ダクトは、労働安全衛生法の特定化学物質障害予防規則、有機溶剤中毒予防規則、粉じん障害防止規則などに基づき、発生源を直接覆って排気する設備です。

設置が必須になる主な工程

  • 塗装ブース
  • 溶接
  • 研磨
  • 薬品取扱

また、有機溶剤第1〜3種や特定化学物質第1・2類を取り扱う設備では、局所排気装置を新設・移転・変更する際、工事開始の30日前までに所轄の労働基準監督署へ届出を行うことが労働安全衛生法で義務付けられています。

届出に必要となる主な書類

  • ダクト系統図
  • 圧力損失計算書
  • フード見取図

厨房排気ダクト(グリスダクト)

厨房排気ダクトは、食品工場、社員食堂、給食施設の厨房から発生する油煙を排出するダクトです。ステンレス鋼板で作るのが基本とされ、油の堆積による火災リスクがあることから、清掃口の設置や定期的な清掃・点検が重視されています。

この分野は消防法そのものというより、消防法に基づいて各市町村が定める火災予防条例によって、次のような項目が細かく規定されているのが実情です。

  • 排気ダクトの構造
  • グリス除去装置の性能
  • 防火ダンパー(火炎伝送防止装置)の点検頻度

ダンパーとは、空気の流れを調整したり、遮断したりするための「弁」のような装置です。

自治体によって基準の細部が異なるため、施工地域の条例を確認したうえでの設計が欠かせません。

排煙ダクト

排煙ダクトは、火災発生時に煙を屋外に排出する非常用の設備です。建築基準法に基づく排煙設備の一部として設置され、防火区画貫通部、防火ダンパー、温度ヒューズなどの設計が法令で詳細に定められています。

集塵ダクト

集塵装置に接続して、粉じん・切粉を搬送するダクトです。粉じんの飛散・堆積・閉塞を防ぐ風速設計が必要で、爆発リスクのある粉じんを扱う場合は静電気対策・爆発抑制対策も求められます。

ダクトの形状・材質|「何で作るか」が品質を決める

ダクトの形状

ダクトの形状は、次の3種類に分類されます。

  • 丸型ダクト(スパイラルダクト)
  • 矩形ダクト(角ダクト)
  • フレキシブルダクト

丸型ダクト(スパイラルダクト)

工場で標準化された継手・直管を使うため、製作・施工コストを抑えやすく、圧力損失も小さいのが特徴で、空調・換気ダクトの主流となっています。

矩形ダクト(角ダクト)

天井裏の限られたスペースに収めやすく、大風量にも対応できますが、製作に手間がかかる分、丸型より単価は上がる傾向があります。

フレキシブルダクト

柔軟性があり、機器接続部や狭所配管に活用されますが、長距離での使用は圧力損失が大きくなるため避けるべきとされています。

ダクトの材質

材質 主な用途
亜鉛鉄板(ガルバ・ボンデ鋼板) 一般的な空調・換気ダクト
ステンレス鋼板(SUS304等) 厨房排気、薬品系、衛生区画、屋外設置
塩ビ被覆鋼板 腐食性ガスを含む排気
塩化ビニル製ダクト(塩ビダクト) 強い腐食性ガス、薬品ミスト排気
耐熱鋼板・ステンレス 高温排気、排煙ダクト
グラスウール製ダクト 低圧・低騒音用途、空調
FRP(ガラス繊維強化プラスチック) 強腐食性ガス、屋外薬品排気

「とりあえず鉄板でいいだろう」という選定で、半年で腐食穴あきが発生するというのは工場でよく見られる失敗のひとつです。

材質選定で判断すべき項目

  • 排気の温度
  • 湿度
  • 含有物質
  • 屋内外の違い
  • 清掃のしやすさ

これらを総合的に判断して材質を選ぶ必要があります。

法令と届出|ダクト工事でとくに注意したい点

ダクト工事には、複数の法令が関わります。設計段階で見落とすと、後から大きな手戻りになりかねません。

  • 建築基準法
  • 消防法および各市町村の火災予防条例
  • 労働安全衛生法
  • 建築物衛生法

建築基準法

建築基準法では、次のような事項が定められています。

  • 防火区画を貫通する場合の防火ダンパー設置
  • 排煙設備としてのダクトの構造・経路・性能
  • 換気設備の必要性能

また、同法第12条に基づく「建築設備定期検査」の対象となる建築物では、換気設備や機械排煙設備についても、資格者による年1回の検査と特定行政庁への報告が義務付けられています。

消防法および各市町村の火災予防条例

消防法および各市町村の火災予防条例では、次のような基準が規定されています。

  • 厨房排気ダクト・グリスダクトの構造や清掃口の設置
  • 危険物施設における換気・排気設備の基準

前述の通り、厨房排気ダクトに関する具体的な基準の多くは、消防法に基づき各自治体が定める火災予防条例に置かれています。

なお、危険物施設の換気・排気設備の詳細な仕様については、施設の区分や取扱う危険物の種類によって基準が細かく分かれるため、該当する場合は個別に確認することをおすすめします。

労働安全衛生法

労働安全衛生法(関連規則)では、次のような事項が定められています。

  • 局所排気装置の届出(特化則、有機則、粉じん則)
  • 制御風速・排風量の確保
  • 定期自主検査の義務(1年以内ごとに1回)

建築物衛生法

建築物衛生法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)は、延べ床面積3,000㎡以上で、かつ事務所・店舗・百貨店・旅館などの用途に使われる「特定建築物」を対象に、空気環境測定(2か月に1回)や、空気調和設備等の維持管理・清掃に関する基準を定めています。

工場の生産エリア自体は、この法律が対象とする用途に含まれていないため、原則として直接の適用対象にはなりません。ただし、工場に併設された事務所棟などが要件を満たす延べ床面積・用途に該当する場合は、その部分が対象となる可能性があるため、該当しそうな場合は個別に確認することをおすすめします。

これらの法令に不慣れな業者に頼んで、後から「実は届出が必要だった」「ダンパーが足りない」と発覚するのは大きなロスです。法令対応まで含めて一貫対応できる業者を選ぶことが重要です。

ダクト工事で押さえておきたい設計のポイント

ダクトは「繋がっていれば動く」ものではありません。設計品質が、長期にわたる快適性と運転コストを左右します。

  • 圧力損失の管理
  • 風量バランスの調整
  • 騒音対策
  • 保温・防露
  • 清掃性の確保
  • 既存設備との取り合い

圧力損失の管理

ダクトを長くするほど、曲がりが多いほど、圧力損失は増えていきます。圧力損失が大きすぎると、送風機の能力が同じでも風量が落ち、現場では「効かない」「換気されていない」状態になります。

そのため、できるだけ最短距離・少ない曲がりで設計するのが基本です。

風量バランスの調整

複数の制気口(吹出口・吸込口)がある系統では、各箇所の風量バランスをダンパーで調整します。これを怠ると、「奥の部屋だけ効かない」「手前ばかり風が出る」といった偏りが発生します。

騒音対策

ダクト風速が高すぎると風切り音が発生し、現場の作業環境を悪化させます。事務所・休憩室・会議室への空調ダクトでは、消音チャンバや消音内貼りなどの対策が有効とされています。

チャンバとは、ダクトの途中に置く緩衝・調整用の箱で、目的(消音・分配・混合など)によって内部の構造が変わります。消音チャンバは送風機やダクト内を流れる空気の音(風切り音、機械音)を減衰させることが可能です。

保温・防露

冷房用の空調ダクトは表面に結露が発生し、天井材を傷めたり水滴が落下したりする原因になります。外面保温の施工は冷房ダクトでは基本的に必須とされ、さらに屋外ダクトでは耐候性も考慮する必要があります。

清掃性の確保

厨房グリスダクト、塗装排気ダクト、粉じん排気ダクトなど、汚れが堆積するダクトでは、清掃口(メンテナンスドア)の適切な配置が後々のメンテナンスコストを左右します。

既存設備との取り合い

既設工場で延長・改修する場合は、既存の梁・配管・電気ラック・他のダクトとの取り合いが最大の難所になります。現地調査での寸法確認と、図面での事前検討が品質を決めます。

ダクト延長・改修でよくあるご相談

設備を増設する場合

  • 新ライン設置に伴う局所排気ダクトの追加
  • 増築・改修にあわせた空調ダクトの延長
  • 新規設置した業務用エアコンの吹出口移設・追加

レイアウトを変更する場合

  • 既存ダクトの撤去・移設
  • 制気口位置の変更
  • 系統分けの見直し

能力不足を感じる場合

「奥まで風が届かない」「効きが悪い」といった能力不足の場合は、次のような対応で解消できるケースもあります。

  • 分岐の追加
  • 風量バランスの再調整
  • 送風機能力との不釣り合いの解消

経年劣化・腐食への対応

  • 屋外ダクトや薬品系ダクトの腐食補修・更新
  • 厨房グリスダクトの油焼け対策
  • 保温材の経年劣化への対応
まとめ

工場のダクトは、空調された空気を必要な場所に届け、汚れた空気を確実に排出する「空気の道」です。繋がってさえいれば動くように見えますが、ルートやサイズ、圧力損失の設計が甘いと、風が奥まで届かない、効きにムラが出る、電気代がかさむといった問題が後から表面化します。

用途に応じた材質と形状の選定、圧力損失計算にもとづく設計、防火区画の貫通処理や局所排気の届出といった法令対応は、快適性と省エネ、そして安全を同時に満たすために欠かせません。設計品質がそのまま設備の性能と寿命を左右します。

「奥まで風が届かない」「新ラインに局所排気を追加したい」「屋外ダクトの腐食を補修か更新か迷っている」「防火ダンパーを後付けできるか知りたい」など、どんな段階のご相談でも承っております。

愛知・三重・岐阜の工場で、空調ダクト・排気ダクトのことでお困りごとがありましたら、ぜひお問い合わせください。現地調査とお見積りは無料です。設計から板金製作・施工・風量調整まで一貫対応、局所排気の届出書類の作成、防火区画・排煙まわりの対応、送風機・空調機を含めた一括提案、業務を止めない夜間・休日施工まで、専門知識と現場経験を持つスタッフが、御社の作業環境と省エネを支える最適なご提案をいたします。

島津
この記事を書いた人 島津

工場・倉庫・物流施設の修繕を専門に手がけるプロ集団。現場で培った知見をもとに、建物・設備の維持管理に役立つ情報を発信しています。

公開日:2026.08.17 更新日:2026.08.21 カテゴリ:ユーティリティ設備
Contact

まずは無料の劣化診断から。
状態を知ることがコスト削減の第一歩です。

ご相談・診断・お見積りはすべて無料。お気軽にお問い合わせください。

0120-774-544受付 9:30–18:30/木曜定休(メールは24時間受付)
☎ 電話する9:30–18:30/木曜定休 無料見積り
工場の修繕、まずは無料診断から。 ご相談・劣化診断・お見積りはすべて無料/しつこい営業なし
お電話でのご相談(9:30–18:30 木曜定休) 0120-774-544
無料見積りを依頼する